2015年3月4日水曜日

次世代のアナログ文化をつくりたい 電子書籍の危険性 複製できないようにするには

 最近は昭和ブームということもあり、ビデオデッキ、Wラジカセ、乾電池など
まだまだ多くあります。今まではテレビ、カメラ、オーディオ、家電製品などデジタル化という
流れでした。
 各メーカーは競い合って販売を今もしています。
しかし、デジタル化して便利になる一方
今までに比べて高度な技術を必要としなくても作ることができるようになりました。
書き換えが可能なソフトになることで、機種ごとのソフトと部品を入れるだけです。
 ソフトウェアにすることでこのように効率的になりますが低価格競争には不利になります。今まで製品を処分していたものを安価な機種に変えることができるのです。

ちょっとした例でしたが、考えを改めました!
本を全て電子書籍にすると海外版などが作られる危険性は捨てられません。
法的問題はもちろん技術情報の流出などもあると思います。
 そういうことを考えてみると、
アナログとかハードウェアというのはそう安易に複製できないのです。
もし、これがデジタルとかソフトに複製できないようにして
新しいアナログの文化を作っていけば
日本の文化を守ることができるような気がします。
アナログ化というのはなかなか大変なことです。

 紙から電子化をやめて紙から紙のように使える
新しいアナログのもの(新素材)を考えていけばよいです。
そうすれば紙ではないので価格を上げることができると思います。
 紙=安い というイメージが定着しているのも事実ですね。


 なんといいますかうまく説明できませんが、デジタルに偏りすぎという風潮が
ある気がします。今振り返るとカセットテープなどのアナログのほうがよかったと思います。
例えばデジタルではフォトフレーム、アナログでは額縁さて、どちらがいいでしょうか?
子供の雑誌の組み立て付録とDVDつきのソフトの付録とどちらがいいでしょうか?
 有名なアーティストのアルバムのネット配信とDVDジャケット販売とどちらがいいでしょうか?
ネット販売とFAXBOXとどちらがいいでしょうか?

 カセットテープとSDカードを比べてみるとカセットテープは小容量、SDは大容量です。
劣化についてはカセットテープは段々と音質が悪くなる、SDカードはプツリとデータが切れると
これまでデジタル保存がよいとされてきましたが、ハードエラーが起こると途中で止まる
ことになります。地デジに関しても「受信できません」と出るだけです。
 アナログというのは古いイメージがあるかもしれませんが、うまく使えばアナログが良い
場合もありますね。

 アナログと言えばレコードプレイヤーですね、たしか
レコード針を円の外側にセットして再生するとかすかに針から曲が聴こえます。
これを真空管アンプで大きくしてスピーカーにつなげると大きくなるんです。



 ポケットにウォークマンを入れて聴くというスタイルは当時は斬新でした。
音楽を聴きながら歩くことは全くなかったのです。

 ステレオラジカセはカセットにラジオが付いたことが斬新でした。
よく古い刑事ドラマで電話の内容を録音する円盤リール型の録音機を
おそらく家庭でも使えるようにコンパクトにカセットテープができました。

 あの録音機は縦の棒状の録音レバーをねじると赤いランプがついて録音が
始まったと思いますね。大きさはHDディスプレイくらいのもので、
左右に円盤があってテープを中央の再生録音のヘッド部分にとおします。
これがスゴイと思います。

 カセットテープから映像と音声を加えてVHSビデオテープができてHiFi再生が
できます。もちろんアナログテレビなら音声を録音しながらビデオ端子の映像部を
MSX2パソコンなどで文字やグラフィックを入れることもできます。
とまぁ、昭和ブームをブームで終わらせたくない気持ちで書いてみました。それでは…

 その後、家電製品に再びカセットデッキが戻ってきました(え!)
古いものから新しいアイテムという発想に変わりつつありますね。
小さなアイテム(機器)が動いているのがいいんです。(え!)
パソコン以外で録音できることがスゴイという感じです。
デジタルからアナログへ変わってきていると思います。

 さらに2018年では防災ラジオの考えが普及しつつあると思います。
ラジカセは今では高級品でははく安価なものが多いです。
子供からお年寄りまで使えるのはラジカセです。
子供は実はとてもアナログ派なんです!?ボタンをすぐに押したがりますからね。
私もそうでしたリモコンのボタンがあれば何でも押してみましたね。
壊れたモノはポンと叩けば治る!?というのもアナログならではでしょう。

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