2015年2月14日土曜日

春のスターウォッチングの季節 冬の星座のオリオンは見納め 色と光の科学

 お久しぶりです。今日は指向を変えて星の話をしようと思います。
今の18時にはおうし座、オリオン座など冬の星座がよく見えます。
冬から春というのは明るい星が多くていろいろな天体を見ることができます。
今の時間は金星が明るく見えます。近くにはプレアデス星団、ヒアデス星団、
二重星団など小さな星の集まりを双眼鏡を使えば見えます。
 そして、肉眼で見える大きな天体はオリオン小三つ星にあるオリオン大星雲です。
写真で撮ると赤と白の美しい星雲です。

 なかなか都会では見ることができませんが、天の川を見るのもいいと思います。
星の美しさを感じるにはキラキラ輝く星が見える場所で望遠鏡や双眼鏡を
使えばかなり効果があります。

  時間をずらして21時頃に見てみましょう。シリウスとプロキオンの延長にかに座が
見えてきます。 このかに座の中央にも大きなプレセベ星団があります。
さらに北の方へ見ると北斗七星が見えます。
春の星座はいろいろな銀河を見ることができます。M51の子持ち銀河など有名です。

 それでも見ることができないかたは科学雑誌ニュートン3月号「色と光の科学」で
今見えそうな天体写真を見ることができます。散光星雲は肉眼ではよく見えませんが、
撮影すると見える天体が実は多いですね~。また、光のことについても特集しています。
 私たちになじみ深い印刷の話も専門書のように詳しく書かれています。
ちょっと思ったのですが、印刷の原色は一般的にCMYKです。
絵の具と同じように混ぜると暗くなってきます。さらにどんどん混ぜてしまうと黒になります。
ということは原色のみを使えば鮮やかに見えるんですね。
黒、白、赤紫、水色、黄色とこの色はマガジンで多く使っています。

 最近気になるのは原色でトーンのグラデーションが多い感じがするんです。
印刷高解像度では霧のような雲のような効果などふわ~っとした効果を出すことができます。
例えば料理雑誌なども出来たて感なども伝わってきます。
 旅行ガイドのるるぶの表紙を見るとかなりうまくクッキリと色が出ていますね~。
画像加工で水色とか黄色を強くかけている感じがします。
というわけで、色のことを考えるといろいろと面白いですね。


ニュートンプレス:
http://www.newtonpress.co.jp/

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